<高校野球秋季九州大会:鹿児島実4-1九州国際大付>◇29日◇決勝◇藤崎台県営

 鹿児島実(鹿児島)が、15年ぶりに秋の九州王者となった。九州国際大付(福岡)との決勝は、鹿児島実の野田昇吾投手(2年)、九州国際大付の三好匠投手(2年)の両エースの投げ合い。1回裏に九州国際大付が1点を先制も、5回に追いついた鹿児島実が、終盤に三好を打ち崩して、逆転勝ちした。鹿児島実は、11月13日から神宮球場で始まる明治神宮大会の出場権を得た。宮下正一監督(38)は「選手が努力した結果。(神宮では優勝でセンバツの神宮枠)1枠獲得を期待されるかもしれないが、目の前の1試合1試合に取り組んでいきたい」と話した。