<全国高校野球選手権:光星学院16-1専大玉名>◇11日◇2回戦

 初出場の専大玉名(熊本)が強豪光星学院(青森)に1-16で大敗し、全国大会の洗礼を浴びた。頼みの先発江藤秀樹投手(2年)が満塁弾を含む2本塁打を浴びるなど10安打され、10失点で無念の6回途中降板。救援の園道工也投手(3年)も7安打6失点と炎上した。打線も振るわなかった。5回に相手の失策を1点につなげたが、4投手の継投の前にわずか5安打。県大会からテーマの「つなぎの野球」をまったくさせてもらえなかった。主将の田中将平捕手(3年)は「甲子園の雰囲気に押された。クリーンアップを警戒しすぎてボール球が多くなった」と悔やんだ。