<高校野球岩手大会:福岡3-2一関修紅>◇7日◇1回戦

 県内最多10度の甲子園出場経験がある古豪・福岡が、開幕カードをものにした。同点の7回に犠飛と捕逸で3-1と勝ち越し、9回に粘られたが何とか1点差で逃げ切った。同校OBで、昨年10月に就任した志賀善武監督(65)は軟投派左腕に手を焼いたことに「緩い球に弱いのが福岡の昔からの流れなんです」と苦笑い。それでも「勝てて良かった」と、母校を勝利に導きホッとした表情を浮かべていた。