<全国高校野球選手権:作新学院19-3立正大淞南>◇16日◇2回戦

 立正大淞南(島根)が、作新学院(栃木)の強打に屈した。先発したエースの山下真史投手(3年)は、6回まで4失点と踏ん張っていたが、7回に打者一巡の攻撃で7点を追加され、県大会を含めこの夏初めてマウンドを譲った。代わった林勇斗投手(3年)も流れを止められず、3投手で合計19安打19失点と打ち込まれた。

 

 攻撃では、7回に3連打で1点、9回にも四球などで2点を返したがここまで。太田充監督(39)は「(9回は)意地を見せよう。とにかく笑顔で終わろうぜ、と送り出しました。得点を挙げたのは彼らの3年間の成果です」と目を潤ませていた。