<全国高校野球選手権:東海大甲府8-4作新学院>◇21日◇準々決勝

 東海大甲府(山梨)が18安打で作新学院(栃木)を破り、8年ぶりのベスト4進出を決めた。2点リードの4回、同点とされたが、5回に2点を奪って再び勝ち越し。8回には4番石井信次郎捕手(3年)が左越えに大会50号ソロを放つなど、中盤からは毎回得点を重ねて突き放した。村中秀人監督(53)は「作新学院のすばらしい打線に対し、うちも攻めていこうと思った。石井のホームランが大きかった」と振り返った。