<全国高校野球選手権:東海大甲府8-4作新学院>◇21日◇準々決勝

 不調だった作新学院(栃木)のエース大谷樹弘(3年)が、4-5の7回から今大会初登板した。2回5安打3失点の結果に「悪いボールは投げていなかった。完全に力負け」と、さばさばと話した。

 大会期間中は早朝にシャドーピッチングに取り組むなど、不調の原因となったフォームの崩れの修正に努めてきたという。昨夏4強入りの立役者は「投げさせてくれた監督に感謝したい。後悔はない」と言い切った。