18U(18歳以下)世界野球選手権が30日、ソウルで開幕する。29日は監督記者会見があり、8年ぶりの出場となる日本の小倉全由監督(東京・日大三)は「優勝を狙っていきたい」と意気込みを語った。

 日本は春夏の甲子園大会で活躍した選手20人で臨む。小倉監督は大阪桐蔭の藤浪晋太郎、花巻東(岩手)の大谷翔平の両投手の名前を挙げ「2人が中心にやってくれると思う」と期待を込めた。

 大会は参加する12カ国・地域をA、B組に分けてリーグ戦方式の1次ラウンドを実施。日本はカナダ、台湾、パナマ、チェコ、イタリアと同じB組で、30日にチェコと初戦を戦う。各組上位3チームが2次ラウンドに進み、別の組の上位3チームと対戦。1次ラウンドの結果と合わせて順位を決め、1、2位が9月8日の決勝を戦う。