<明治神宮大会:仙台育英12-4関西>◇14日◇高校の部決勝◇神宮

 仙台育英(東北=宮城)が12-4で関西(中国=岡山)を破り初優勝。来春センバツの神宮枠をゲットした。

 ◆決勝:仙台育英12-4関西(終了)関西110000020=4仙台00900210X=12【関】児山、逢沢、田中、柳本、家高【仙】鈴木、馬場

 <試合経過>【1回】

 関西は1番逢沢が右翼席へ先頭打者アーチを放ち1点先制。さらに2死満塁としたが追加点は奪えず。

 仙台は1番熊谷が右翼線二塁打。送りバントで1死三塁。しかし3番長谷川は遊ゴロ、4番上林は見逃し三振で無得点。【2回】

 関西は2死後、1番逢沢が四球。2番小郷が左中間へ適時二塁打を放ち2点目を挙げた。

 仙台は死球と安打などで2死一、二塁としたが無得点。【3回】

 関西は2本の安打と敵失で2死満塁としたが無得点。

 仙台は2本の内野安打と四球で無死満塁。4番上林が中前適時打を放ち2者生還。2-2同点。なおも1死一、二塁から6番小林の右中間適時二塁打で2者生還。4-2と逆転した。さらに佐藤、鈴木、菊名、長谷川の適時打などで5点を追加、9-2とした。この回打者14人、7連打を含む10安打の猛攻。【4回】

 関西は3者凡退。

 仙台は3者凡退。【5回】

 関西は3者凡退。

 仙台は9番鈴木が内野安打。暴投で二進。しかし後続なく無得点。【6回】

 関西は7番堅田が中前安打。しかし後続なく無得点。

 仙台は4番上林が一塁線を破る二塁打。5番水間も左二塁打し無死二、三塁。6番小林は四球で満塁。1死後、8番佐藤の左前適時打で2者生還。11-2とした。【7回】

 関西は2、3番の連打で無死一、二塁。しかし一ゴロ、二直併殺で無得点。

 仙台は佐々木、長谷川の連続二塁打で12-2。【8回】

 関西は1死後、連続四球で一、二塁。暴投で二、三塁。さらに四球で満塁。1番逢沢も四球で押し出し。まず1点。2番小郷の遊ゴロの間に2点目。4-12とした。

 仙台は先頭打者が二塁打で出塁も無得点。【9回】

 関西は3者凡退で試合終了。