<高校野球新潟大会:白根2-0五泉>◇25日◇準々決勝

 白根が創部49年目で初めて準決勝に進出した。背番号12の加藤雅人投手(2年)が、120キロ台の直球と100キロ前後のカーブで、3試合36安打の五泉打線を6安打完封した。部員数14人。73年の8強を最後に昨年まで3回戦の壁を破れなかったが、粘り強い試合運びで甲子園まで2勝と迫った。27日は新潟明訓との対戦。樋口克秀監督(61)は「次のことなんて考えてもいませんでした」と笑った。