「打点王」のバットは何とも頼もしい。ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)が3打点の活躍でチーム5連勝に導いた。

まずは均衡を破った。0-0で迎えた3回2死一、三塁。中日マラーのカウント1-1からのカットボールを右翼線に運ぶ先制タイムリー二塁打。「つないでもらった先制のチャンスを絶対に生かそうと打席に入った。しっかりと自分のスイングができた」。5回には2死二、三塁から初球のカーブを迷いなく振り切り、左中間フェンス直撃の2点三塁打とした。「(マラーとは)初めての対戦ですし、これから対戦が多くある投手じゃない。自分から仕掛けていきたいなと思っていた」。初回の第1打席は空振り三振に打ち取られたものの、カットボール、スライダーの変化球をしっかり確認。「1打席目で2つの変化球を見られたのは大きかった。カーブをあの方向に長打できたのは成長かなと思う」。洞察眼を快打につなげ、少しばかり胸を張った。全打点を稼ぎ両リーグトップの44打点。ポイントゲッターとして打線をしっかりけん引している。「4番の仕事ができたかどうか分かりませんが、何とか援護できてよかった」と笑った。

交流戦は7試合で4本塁打、11打点。ホークスの新4番が「セ界」を圧倒し、さらにチームを上昇気流に乗せる。

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