北北海道代表の旭川工は２３日、学校グラウンドで練習を行い、甲子園メンバーも発表した。高田敦志内野手と、外野手登録の平間新太郎投手（ともに２年）の２選手が新たにメンバー入り。投手陣は北大会から１人増え、４人態勢となった。佐藤桂一監督（５５）は「もう１人投手を入れておきたかった。（平間は）変化球の切れが良くてピンチの場面や右打者へのワンポイントとして使える」と期待を寄せた。

　夏の甲子園初勝利を目指した“補強”だった。エース左腕の官野峻稀（３年）が大黒柱には違いないが、サポート要員が多いほど選択肢が増える。総力戦や連戦になった場合など、投手陣のフル稼働も想定される。佐藤監督は「甲子園で勝つためのメンバーに入れ替えた」と話した。

　初のベンチ入りが甲子園になる平間は「驚きました。責任を持って頑張りたいです。投げる機会があれば思い切って投げたい」と笑顔で話していた。