<高校野球南北海道大会:札幌丘珠9-7札幌西>◇5日◇札幌地区Bブロック代表決定戦◇札幌円山

 札幌丘珠の必死の守備が、勝利につながった。9回、3点差に迫られて、なお1死二塁。右前へ抜けるかという強いゴロを横っ跳びで好捕し、冷静にベースカバーに入った広岡雄介投手(2年)へ転送した成田拓摩一塁手(3年)は「飛びついたら、グラブに入りました。ぎりぎりでした」と、照れ笑い。金子磨志(きよし)監督(48)も「よく止めてくれました」と感謝していた。