<センバツ高校野球:清峰8-2箕島>◇30日◇準々決勝

 箕島(和歌山)の松下監督は「力の差を感じた」と完敗を認めた。打線は8回まで散発4安打で無得点。清峰のエース今村が降板した9回に、暴投と捕逸で2点を返すのがやっとだった。西畑主将は「打撃も守備もレベルアップが必要」と唇をかむが、18年ぶりの甲子園で古豪復活を印象づけた。黄金期を築いた尾藤元監督は「ありがとうと言いたい。2回も校歌を歌えましたから」と涙で選手をねぎらった。