青森山田野球部が7月31日、青森県庁、青森市役所などを訪問した。一行は木村隆文校長、渋谷良弥監督(62)らと中村篤人主将、宮守淳貴遊撃手、曲尾マイケ右翼手(いずれも3年)の選手3人。訪問先で熱い激励を受けた。

 県庁では三村申吾知事が「甲子園経験者」として歓待した。同知事は県産リンゴPRの一環として、4月29日の阪神-横浜戦(甲子園)で、両チームと観客にリンゴをプレゼントし、始球式を行った。「だいぶ練習したのに、緊張してしまった。甲子園はすごいところ。1球1球に集中してほしい」とアドバイスした。

 また「春の予選敗退から夏6連覇達成は立派。甲子園でも勝ち進んでほしい」と激励。中村主将が「甲子園でも守りからリズムをつくる自分たちの野球で、まずはベスト8の壁を突破したい」と語った。ナインは1日午前、学校で壮行式に臨んだ後、空路大阪入りする。【北村宏平】