甲子園前の“練習メニュー”はスタミナ・ギョーザだ!

 甲子園出発を2日に控えた福島・聖光学院ナインが7月31日、地元、飯坂温泉「餃子の照井」の特製ギョーザに舌鼓を打った。同校OBの佐藤吉則オーナー(60)が甲子園出場を祝って昨年から行っている出張無料サービス。同校グラウンド(伊達市)には調理機材を積み込んだイベント車が持ち込まれ、とも子夫人(60)らスタッフ5人から約1800個のギョーザが、練習後の選手80人全員に振る舞われた。

 通常よりニンニクと香辛料を多めにした「聖光学院バージョン」で、昨年は同校最高の8強入りした。佐藤さんは「(甲子園で)優勝したらナンボでも食べ放題にする」と激励。ギョーザの本場、宇都宮市出身で同ギョーザを寮が近かった1年時から食べているチーム首位打者の田村勝歩(3年)は「こっちの方がうまいかも。(8強を)超えたいです」と縁起ギョーザ2人前(18個)を平らげた。【佐々木雄高】