<高校野球大阪大会>◇7月31日◇準決勝

 2試合連続完封中だった大会屈指の右腕、履正社の橋本悠平(3年)が力尽きた。初回に先制3ランを浴び、連続無失点イニングは20でストップ。5回以降は追加点を許さず、延長12回で15奪三振。209球を投げ抜いたが、3被弾目が決勝点になり、PL学園に4-6で敗れた。敗戦後は涙を浮かべ「今の自分の技術より相手の力が上でした」と話すのがやっと。応援団とのあいさつ中に倒れてしまうなど、全力を出し切って夏を終えた。