新型コロナウイルスの影響で、公式戦が60試合に短縮された2020年のメジャーリーグも、何とかワールドシリーズまで無事に実施されました。

同地区内の対戦に限定され、試合は無観客(ポストシーズンの一部を除く)で行われましたが、大きなアクシデントがなかったことは何よりでした。

ということで、何かと暗い話題ばかりになりがちの1年でしたが、今年の日本人メジャーリーガーに関わる5大ニュースを、勝手な思い込みと独断で挙げてみました。

<1>ダルビッシュ有(カブス)が日本人初となる最多勝のタイトル獲得

<2>前田健太(ツインズ)、ダルビッシュが、サイ・ヤング賞2位にランクイン

<3>秋山翔吾(レッズ)、前田健太がゴールドグラブ賞のファイナリスト3人に選出

<4>田中将大がヤンキースからFA(フリーエージェント)に

<5>筒香嘉智(レイズ)が開幕戦で本塁打デビュー

現時点では、来季の公式戦が通常通りに実施できるのかは不明ですが、個人的には、日本人選手の所属チームがワールドチャンピオンになるニュースを期待しています。

今季は、レイズ筒香がワールドシリーズに出場し、ドジャースに敗戦。過去には、05年ホワイトソックス(井口資仁)、06年カージナルス(田口壮)、07年レッドソックス(松坂大輔、岡島秀樹)と3年連続で日本人選手がワールドシリーズで活躍し、チームが世界一に輝きましたが、近年は13年レッドソックス(上原浩治、田沢純一)を最後に遠ざかっています(16年カブス川崎は出場なし、17年アストロズ青木は途中移籍)。

来季は、レンジャーズに有原航平が加わることも発表されました。依然として、コロナ禍の影響は不透明ですが、日本人選手のプレーを通して、米国から明るいニュースを届けたいものです。