フィールド内外で最高のチームの一つと認識されているブレーブスが独立した上場企業となった。
現地18日に親会社リバティメディアから分割され、アトランタ・ブレーブス・ホールディングスとして独立し、19日から株式の売買が開始されたのである。
ブレーブスは26日現在64勝35敗でナ・リーグ東地区の首位を独走、勝率6割4分6厘はMLBトップの数字である。さらに5年連続地区優勝、2021年のワールドシリーズ優勝とトップチームであり続けている。
一方、ビジネス面でも大成功を収めている。2017年完成の本拠地トゥルーイスト・パークは商業施設やオフィス、ホテルなどからなる大型商業施設、バッテリー・アトランタの一部となっており、ブレーブスが運営者となっているのだ。高い集客力を誇り、リバティメディアの5月の発表によればブレーブスの第1四半期の売上は、シーズン序盤のトゥルーイスト・パークの好調な観客数とバッテリーの賃貸料収入の増加に後押しされ、35%増の3100万ドルに達した。2022年通年の売上は4%増の5億8800万ドルに拡大している。ブレーブスの2023年の観客動員数はやはり3%増の1試合平均3万9345人で、リーグ6位となっている。
そのブレーブスは2007年以来リバティメディアがオーナーとなっていた。リバティメディアはカーレースF1や衛星ラジオ、シリウスXMなども持つ巨大メディア企業である。
リバティメディアは昨年11月、同社の再編計画を発表、その中にブレーブスの分割が含まれていた。グレッグ・マフェイ社長兼CEOは当時、この分割はブレーブスの価値を "より際立たせ"、"より多くの投資家に選択肢を提供する "ことを目的としているとコメントしている。
ブレーブスのデレク・シラー社長兼CEOは株式公開後、株価を定期的にチェックしていることを認め、「今日も昨日と同じように活動するつもりだ。 私たちが成功を享受してきた方法は、依然として前進するためのレシピです。 現在の主な違いは、情報開示が増えたことです。これは、より多くの弁護士、より多くの会計士、そしてその種の事柄に対するより多くの注目を意味します」と話したということだ。
同時に今回の分割はチームを売却するための前兆ではないかという見方も多い。その点についてシラー社長はリバティメディアのジョン・マローン会長が株式の半分近くを保持し続けているとしたうえで、売却は差し迫ったものではないと否定している。
ブレーブスの成功をまねようとするチームが複数出ている中で、ブレーブスが今後どのような動きを見せるかチームの活躍と共に注目していきたい。




