ドジャース前田健太投手(28)が、日本人メジャーとしては2012年のダルビッシュ(レンジャーズ)に並び、1年目最多となる16勝目(9敗)を挙げた。
初回、四球と失策絡みで1点を先制された。ところがその裏、味方打線がつながり、前田自身の適時打を含む6安打5得点と逆転に成功した。
前田は2回にソロ本塁打を浴びたものの、ド軍打線がその後も加点。ペースを取り戻した前田も、追加点を許さなかった。
9-2とリードを広げた5回裏、打順が回ったところで代打を送られた。
投球内容は5回を3安打2失点(自責1)、2四球6奪三振。球数は88球で、防御率は3・20。
試合後は「立ち上がりは制球が定まらず、簡単に先制されましたが、逆転してくれたので点差を守ろうと思って投げました」と振り返った。
また、16勝目については「チームに助けられながら16勝を重ねられたというのは、僕にとっていい結果だと思います」と、謙虚に話した。
2位ジャイアンツに快勝したドジャースは、4年連続の地区優勝までマジック「5」とした。