ドジャース前田健太投手はブルペンに入り、打席に左打ちの同僚イーシアが立った状態で24球を投げた。速球、変化球ともに内角中心の投球だった。

 課題の左打者対策としては、今季から取り組むカットボールが一定の効果を出している。5回を2失点(自責点1)で9勝目を挙げた前回登板のツインズ戦では左打ちを7人並べられ「同じようなタイプの左打者が多くて、球種が偏った」と口にしていた。球種だけでなく、配球や制球面でもさらなる向上を目指す。