インディアンスとヤンキースのア・リーグ地区シリーズ第5戦が行われ、ヤンキースが2連敗後の3連勝で、ア・リーグ今季最高勝率のインディアンスを下しリーグ優勝決定シリーズに進出した。2連敗後の3連勝で勝ち進んだのは、球団にとっては2001年のアスレチックスとの地区シリーズ以来となる。

 この日はベテラン左腕サバシアが4回まで相手を無失点に抑え、5回に2点を奪われた後は、強力リリーフ陣が相手打線をピシャリと抑えた。

 今季3度目のシャンパンファイトは、これまで以上の盛り上がりとなった。第3戦の勝利投手となった田中将大投手(28)も、大量のシャンパンを浴びずぶぬれになりながら勝利の美酒を堪能した。

 田中は「これまでと違って自分が少なくとも貢献できたんで、そういう点では、一番うれしいです」と話した。