ドジャースのダルビッシュ有投手が、ワールドシリーズの大舞台で2回途中4失点KOの屈辱を味わった。

 1勝1敗で迎えた第3戦。敵地ヒューストンに乗り込んだドジャースの先発ダルビッシュがアストロズの強力打線に捕まった。

 悪夢は日本でも活躍した元DeNAのグリエルの打席から始まった。

 2回先頭のグリエルに左越えへ先制ソロを浴びると、アストロズ打線に一気に火が付いた。四球を挟んで3連続長短打を浴び、2回途中4点を失って降板。勢いを止められなかった。

 1回2/3を6安打4失点で敗戦投手となった。ダルビッシュはいいところがないまま2番手の前田健太投手にマウンドを譲った。

 前日の記者会見では「チームに勝つチャンスがある状態で降りたい」と抱負を語っていたが、不本意な結果での降板となった。

 ワールドシリーズ初登板で、日本投手では同僚の前田健太投手に次いで6人目だった。

 対戦成績はアストロズ2勝1敗となった。