この2年間ほぼDH専門だったエンゼルスのアルバート・プホルス内野手(38)が大谷にDH枠を譲るため一塁守備の練習に取り組んでいると、モレノ球団オーナーが17日、球団公式サイトで明かした。

 南カリフォルニアで練習を重ねており、「コーチによれば状態はいいようだ。実際にプレーを見るまで分からないが、もし彼が40~50試合で一塁を守ることができれば、大谷が打席に立つ機会は増える」と見通しを話した。

 通算614本塁打のプホルスは打線の要だが、故障などの影響で一塁出場は昨季6試合。プホルスが一塁で出場できれば大谷は投手とDHの二刀流が実現できるが、起用の詳細はまだ決まっていない。