米大リーグ公式サイトは27日、若手有望株を特集した「MLBパイプライン」で今季のランキングを発表し、エンゼルスの大谷翔平を1位に選んだ。記者3人が球団幹部やスカウトの情報をもとに独自に決めたもので、右投手部門でも1位、外野手部門では4位だった。

 大谷はプロ野球日本ハムからメジャー移籍1年目の今季、伝説の名選手ベーブ・ルース以来の本格的な投打の「二刀流」に挑む。同サイトは「二刀流のスターがメジャーで長年、見られなかったマウンドと打席での技術を兼ね備えてやってくる」と紹介。労使協定が25歳以上の外国リーグ経験者などとするプロの規定に該当しないため、23歳の大谷は有望株に含まれるという。同サイトの球団幹部らによる投票でも総合部門、投手部門で1位に輝いていた。

 2位は外野手アクナ(ブレーブス)が続き、3位には今年殿堂入りを果たした元外野手を父に持つ内野手ゲレロ(ブルージェイズ)が入った。