エンゼルス大谷翔平投手(23)が、またもや米球界に驚きをもたらした。7回1安打、12奪三振、無失点で飾った2勝目の快投を各球界関係者が絶賛した。

◆エンゼルスのソーシア監督

 (大谷の投球について)「打者が効果的に打つチャンス、ブルペン陣が休む時間をくれた。それはチームにとって大きい。7回まで投げるというのは簡単なことではない。本当に素晴らしいピッチングだった。彼の素晴らしい才能をみんなが見られたと思う」

◆エンゼルスのマルドナド

 (大谷をリード)「直球もスプリットも両方、効果的だった。素晴らしかったよ。すごかった。ヒットを打たれたあとでも、落ち着いて投球できる彼の能力は本当に素晴らしかった。直球のコントロールが良かったことで、相手打者はスプリットを振ってしまう、そういうプレッシャーがあったと思う」

◆エンゼルスのコザート

 (大谷のスプリットについて)「テーブルから落ちるような感じ。毎回ストライクに見えるけど、必ずゾーンの下に行く。打者にとって厄介な球だ」

◆アスレチックスのジョイス

 「大谷の制球が良ければ、打ち崩すのは難しい。しかし野球は適応するゲーム。大リーガーは世界最高の選手たちで、適応にたけている。次の対戦では僕らも彼の投球に適応し、もうちょっと良い試合ができることを願うよ。でも間違いなく彼は多くの成功を成し遂げるだろう。投打で活躍し、野球界にとってエキサイティングな選手であるのは間違いない」

◆アスレチックスのセミエン

 (大谷から唯一の安打を放ち)「直球もスプリットも低めに来ていたし、打つには難しかった。高めに来る直球をとらえようと思っていた。ヒットを打ったのは少し高めの直球。スライダーが前回よりも良かったと思う。低めの素晴らしいゾーンに決まっていた」

◆アスレチックスのチャプマン

 (前回対戦で3ランも、2打数無安打1三振)「コントロールが前回より良かったと思う。今日は彼が僕らに対してベストピッチをした。前回も非常に良かったし、比べるのは難しいけど、感覚が良くなったんだろう。もう少し彼の投球を見ることができれば、僕らも対応していける」

◆アスレチックスのメルビン監督

 (前回の対戦時と比べ)「すごく良かったように見えた。よく考えた投球で、直球も良かったし、スプリットも非常に良かった。球速差もすごくあったし、スプリットは低めに決まっていた。とらえるのは至難の業だった」