米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(23)が2日、ア・リーグで4月(3月を含む)の月間最優秀新人に選ばれた。投打の「二刀流」に挑む大谷は投手として2勝1敗、防御率4・43、打者では3試合連続で本塁打を放つなど、打率3割4分1厘、4本塁打、12打点の成績だった。日本選手の選出は2012年4月のダルビッシュ有投手以来。

 ア・リーグの月間MVPは打率3割2分7厘、10本塁打、30打点だったヤンキースのグリゴリアス内野手で、最優秀投手には4月21日に無安打無得点試合を達成するなど4勝2敗、防御率1・03の成績を残したアスレチックスの先発左腕マナイア投手が輝いた。

 ナ・リーグの月間MVPは打率2割9分1厘、9本塁打、24打点のダイヤモンドバックスのポラック外野手、最優秀投手は5勝1敗、防御率1・62のナショナルズの先発右腕シャーザー投手だった。月間最優秀新人にはパドレスのビヤヌエバ内野手が打率3割2分1厘、8本塁打、19打点で選出された。