マリナーズの本格左腕パクストンが、ブルージェイズ戦で15年の岩隈以来となる球団6人目のノーヒットノーランを達成した。

 9回まで3四球を出しながらも99球で投げきり、最終回は100マイル(約161キロ)をマークする力投で、母国カナダでの快挙達成だった。ケージで打撃をしながらテレビで観戦したイチローも、最後は歓喜の輪に参加。「普段は感情がほとんど見えない。やっぱり喜ぶんだ」と、偉業を果たした同僚左腕に目を細め「パクストンはもちろんだけど、今日は(好守の)シーガーだね」とたたえた。試合後は全員でシャンパンで祝った。