元レンジャーズのラファエル・パルメイロ内野手兼外野手(53)が10日、メジャーリーグ復帰を真剣に希望していると語った。

 オフシーズンにトレーニングを行なうも、春季キャンプ中にメジャーリーグのチームからロースター外での招待を受けられず、メジャー傘下チームとの契約も叶わなかった同選手は9日、独立リーグのレールローダーズと契約。早速プレシーズン初戦に一塁手として出場し、2打数1安打を記録した。なお、レールローダーズには自身の息子も在籍している。

 パルメイロは、ほぼ13年ぶりのメジャー復帰を希望することについて、正気の沙汰ではないと考える人がいるのは分かっているが、自分は本気だとコメント。「何よりも野球が好きだからこうしている。自分にはできると分かっているし、チャンスを探っている」と述べ、身体的にはかつてプレーしていたときよりもいい感じだと語った。

 キューバ出身のパルメイロは、カブス、オリオールズでもプレー。オールスターには4度選出され、2005年に史上4人目の「3000安打&500本塁打」を達成したが、その後ステロイドに陽性反応を示し、出場停止処分を受けて同年に引退していた。