【アナハイム(米カリフォルニア州)17日(日本時間18日)=四竈衛】エンゼルス大谷翔平投手(23)が、打者としてスタメン出場した試合では、10日以来4試合ぶりとなる6号ソロを放った。大敗ムードの中、9回裏1死から中堅へライナーで運んだ。

 大敗ムードの中、9回裏1死から中堅へライナーで運んだ。チームの2試合連続完封負けを防ぐ1発となった。

 米経済紙ウォールストリート・ジャーナル電子版が、大谷を徹底解剖する大特集記事を掲載した。大リーグ公式データのスタットキャストをもとに投打走の能力を分析し、すべての部門でメジャーの超一流に並ぶ能力を持つ驚異の結果が出た。「打」では打球速度が平均94・1マイル(約151キロ)で、昨季メジャー最速だったジャッジ(ヤンキース)の94・9マイルに迫るパワーと紹介。「投」では今季直球の平均球速が1位セベリーノ(ヤ軍)の97・6マイル、2位シンダーガード(メッツ)の97・5マイルに次ぎ3位の97・1マイル(約156キロ)。「走」ではトップスピード時の1秒間の走行距離が28・1 フィート (約8・6メートル)で、代表的な5ツール選手のベッツ(レッドソックス)やリンドア(インディアンス)に並ぶ。