エンゼルス大谷翔平投手(23)は、登板前日のため5日(日本時間6日)のロイヤルズ戦は欠場する。前日4日(同5日)には6回1死から代打で登場し、二塁への内野安打。代打では4打数2安打と結果を残している。試合に欠場する登板前日と翌日にも代打で起用する考えについて、ソーシア監督は「今は多くの事を考えている。起用法に対して調整をしている段階だが、そこ(登板前日と翌日の代打起用)までには、至っていない」と話した。

 同監督は以前、「いつかどこかのタイミングで、状態が良ければ登板前日でも翌日でも、代打や代走で、試合に出場できるときはあるだろう」とも明かしていた。シーズン終盤では途中出場させる可能性もありそうだが、残り100試合以上ある現時点では、登板の準備と体の回復に専念させるもようだ。

 大谷はこの日、試合前の打撃練習は行わず、キャッチボールなどで体を動かした。6日午後7時07分(同7日午前11時07分)開始のロイヤルズ戦へ向け、投手調整に集中して準備を整えた。(アナハイム=斎藤庸裕)