エンゼルス大谷翔平投手(23)が、5勝目をかけて6日(日本時間7日午前11時7分試合開始)のロイヤルズ戦に先発登板する。ロイヤルズは現在ア・リーグ中地区4位。15年にワールドシリーズを制したが、それ以降は低迷している。

 注目打者は、強打のマイク・ムスタカス内野手(29)と現在5年連続でオールスターに選ばれているサルバドール・ペレス捕手(28)。ロサンゼルス出身のムスタカスは今季チームトップの12本塁打。昨シーズンは球団シーズン最多本塁打記録を更新する38本塁打を放った。ベネズエラ出身のペレスは、デビュー2年目の12年から毎年2桁本塁打を記録。今季も10本塁打を放っている。他にも、ゴールドグラブ賞5度のアレックス・ゴードン外野手(34)らに警戒だ。

 大谷と投げ合うのは、11年に最多勝に輝いた通算92勝の右腕イアン・ケネディ(33)。昨季は5勝13敗と大きく負け越し、今季も1勝6敗、防御率6・08と不振。大谷は前回登板のタイガース戦で今季先発投手で最速となる101・1マイル(約162・7キロ)を計測しており、再び更新するかどうかにも注目だ。