▼エンゼルス大谷翔平投手(24)が大リーグ移籍後初の1試合2発でシーズン10号に到達。日本人選手の1試合2本塁打は12年8月19日レッドソックス戦のイチロー(ヤンキース)以来9人、22度目。シーズン2桁本塁打は12年青木(ブルワーズ)以来6年ぶりで、1年目での10号も前記青木に次いで7人目。また大谷の10号は出場67試合目、180打数での1発。試合数では04、09年松井(ヤンキース)に次ぐ速さで、180打数での10号は09年松井を上回る最速での到達だ。

 ▼大谷のこれまでの9本塁打はすべて本拠地での1発で、敵地で打ったのは初。また1試合4安打は日本ハム時代にもなく、日米通じて初めて。

 ▼1シーズンで打者として10本塁打、投手として50奪三振を記録したのはメジャー史上初。また「10本塁打+4勝」は、1919年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来99年ぶり。

 ▼1試合で2本塁打を含む4安打と盗塁を記録したのは、今季メジャーでは大谷のみ。