今季限りでマリナーズを退団する岩隈久志投手(37)がアスレチックス戦の試合前、始球式を行った。サプライズで捕手役を務めたイチロー会長付特別補佐(44)を相手に、「惜別」の1球を投じた。

<岩隈と一問一答>

-最後の1球

こういう日をマリナーズが用意してくれたので、感謝の思いでいっぱい。その気持ちで1球投げさせていただきました。

-たくさんの思い出

個人的には、メジャーでノーヒットノーランを達成できたこと。ファンの応援、みんなの協力があって達成できた記録ですごくうれしかった。米国での経験が自分の中で最高の財産になったと思います。

-イチローからは

お疲れさま、という言葉をいただきました。

-デビューは中継ぎ

先発しかしたことなかったので、最初は戸惑いもあった。でも、何でもチャレンジしていこうという気持ちがあったし、先発にはい上がる気持ちを持ちながらやってこられた。

-日本の若い選手には

経験したことを、いろんな形で伝えていきたいと思います。