今季メジャーリーグはレギュラーシーズンが1日に終了したが、打率が1972年以来最低を記録したことが分かった。奪三振数は安打数を初めて上回った。

レギュラーシーズンの打率はいわゆる“ステロイド全盛時代”の1999年には2割7分1厘だったが、今季は2割4分8厘に落ち込んだ。

奪三振数は11年連続で伸びを見せており、昨季から1103増えて4万1207となり、メジャーリーグの歴史で初めて安打数(4万1019)を上回った。

本塁打数は昨季の6105本から5585本へと減少したが、それでも歴代4位の記録となっている。

先発投手のイニング数平均は昨季は5・51回だったが、今季は5・36回と減少。従って、完投数も昨季の59回から42回へと減り、4年連続で最少を更新した。完封試合は昨季の27回から19回へと減り、1874年以来最低の数字となっている。