1916年(大正5年)以来102年ぶりの対決となった、レッドソックスとドジャースのワールドシリーズ第2戦は、レッドソックスが4-2で逆転勝ちし2連勝とした。
1点を先制されたドジャースが4回に無死満塁からケンプの犠飛とプイグの適時打で2-1と勝ち越しに成功したが、5回2死から先発の柳賢振が崩れ、満塁からピアースに押し出し四球を与えて同点とされ、続く主砲のマルティネスに右前に2点適時打を打たれて突き放された。
逆転したレッドソックスは6回まで先発のプライスが2失点と好投。ケリー、イオバルディとつなぎ、9回はキンブレルが締めた。
前田は7回に4番手で登板し、2/3を投げ1安打無失点1三振だった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LAD | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
BOS | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
【B】プライス(1勝)、ケリー、イオバルディ、キンブレル(1S)
【L】柳賢振(1敗)、マドン、ウリアス、前田、アレクサンダー、バエス
9回表 ドジャース
◆レッドソックスは4番手に右腕キンブレルが登板。3者凡退で無得点
- 9回に登板し無失点に抑えてガッツポーズするキンブレル(右)(AP)
8回裏 レッドソックス
◆ドジャースは6番手に右腕バエスが登板。3者凡退で無得点
8回表 ドジャース
◆レッドソックスは3番手に右腕イオバルディが2試合連続の登板。3者凡退で無得点
7回裏 レッドソックス
◆ドジャースは4番手に右腕前田が2年連続のワールドシリーズ登板
9番バスケス 1球1球声を上げながら気合の投球。フルカウントから低めの速球で二ゴロ
1番ベッツ 甘いスライダーを本塁打性の大飛球。グリーンモンスター直撃の二塁打。1死二塁
2番ベニンテンディ カウント2-2から外角へのスプリットで空振り三振。2死二塁
代打モアランド 左打者が代打に送られ前田は降板。投球内容は2/3を投げ1安打無失点1三振
ドジャースは5番手に左腕アレクサンダーが登板。暴投で2死三塁もモアランドは三振
- 7回から4番手で登板した前田(AP)
- 7回1死、ベッツ(奥)にグリーンモンスター直撃の二塁打を浴び、打球の行方を見つめる前田(AP)
- 7回2死二塁の場面で降板する前田(ロイター)
7回表 ドジャース
◆レッドソックスは2番手に右腕ケリーが登板。3者凡退で無得点
6回裏 レッドソックス
◆ドジャースは3番手に左腕ウリアスが登板。3者凡退で無得点
6回表 ドジャース
◆3者凡退で無得点
5回裏 レッドソックス
◆2死からバスケス、ベッツの連打で一、二塁。ベニンテンディ四球で満塁。ドジャースは2番手に右腕マドソンが登板。ピアースが押し出し四球でレッドソックスが同点に追いつく。続く主砲のマルティネスが右前に2点適時打で勝ち越し。2死一、三塁でボガーツは三振で追加点ならず
- 5回2死満塁、押し出しの四球を選び、ガッツポーズを見せるピアース(撮影・菅敏)
- 5回2死満塁、右前に2点適時打を放つマルティネス(撮影・菅敏)
5回表 ドジャース
◆3者凡退で無得点
4回裏 レッドソックス
◆3者凡退で無得点
4回表 ドジャース
◆フリース、マチャドの連打、テイラー四球で無死満塁。ケンプのセンターへの犠飛でドジャースが同点に追いつく。さらに2死一、二塁でプイグが勝ち越しの適時中前打
- 4回無死満塁、犠飛を放ったケンプ(左)は同点のホームを踏んだフリースとタッチする(AP)
- 4回2死一、二塁、中前に適時打を放つドジャース・プイグ(撮影・菅敏)
3回裏 レッドソックス
◆1死からベティス中前打で出塁も、ベニンテンディ、ピアース凡退で無得点
3回表 ドジャース
◆2死からドジャー四球で出塁もターナー三ゴロで無得点
2回裏 レッドソックス
◆1死からボガーツが左中間フェンス直撃の二塁打。ディバース三振で2死となったが、キンズラーの左前適時打でレッドソックスが先制。
- 2回2死二塁、左翼線に先制の適時打を放ち、手をたたくキンズラー(撮影・菅敏)
- 2回、キンズラーの適時打で生還したボガーツはベンチでレッドソックスナインの祝福を受ける(AP)
2回表 ドジャース
◆3者凡退で無得点
1回裏 レッドソックス
◆3者凡退で無得点
- ドジャース先発の柳賢振(AP)
1回表 ドジャース
◆2死からフリース四球で出塁もマチャド一飛で無得点
- レッドソックス先発のプライス(ロイター)