西武からポスティングでメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)が、ロサンゼルス入りしてから20日で5日がたった。

表立った動きは米メディアでも報じられておらず、水面下で代理人のスコット・ボラス氏による交渉が行われているもようだ。クリスマス休暇に入ると移籍市場が年末にかけて鈍くなるため、所属先決定は交渉期限の米東部時間1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)直前になる可能性もある。

この日はナショナルズが先発右腕サンチェス(ブレーブスFA)と2年1900万ドル(約20億9000万円)、エンゼルスは先発右腕ケーヒル(アスレチックスFA)と1年900万ドル(約9億9000万円)で合意。各球団で来季ローテが固まってくる中、マリナーズは同日のラジオ番組で「菊池に関心がある」(球団幹部)と改めて獲得に前向きな姿勢を示した。他にもジャイアンツなどが候補に挙げられており、菊池はボラス氏の施設で練習を続けながら移籍先を決める。