右肘のリハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)のスローイング再開時期について、ブラッド・オースマス監督(49)が改めて慎重な姿勢を示した。25日(日本時間26日)も大谷はチームとは別メニューで調整。同監督によれば、ティースタンドに置いたボールを打つ、置きティー打撃で30球、打撃練習を行ったもようだ。

昨年10月1日に右肘内側側副靱帯(じんたい)の手術を行ってから、あと数日で5カ月となる。打撃面に関しては4日連続で置きティー打撃を行うなど、順調に調整を続けているが、スローイングの再開時期について同監督は「答えることができない」と言及を避けた。

20年以降に大谷を万全の状態で二刀流として復活させるため、長期的なプランでリハビリを進めており、「打つことが投げることに影響を与えることもあるし、投げることが打つことに影響を与えることもある。基本的には、1週間ごとにやっていく。まず今週の残りはティーをやって、その後、判断する」と話すにとどめた。