引退表明から一夜明けたマリナーズ・イチロー外野手(45)が22日、成田空港発の航空機で渡米した。前夜に日米通算28年目でユニホームを脱ぐことを表明すると、日本政府が国民栄誉賞授与を検討するなど、日本全国がイチローの打ち立ててきた数々の偉業にあらためて感服した。

イチローは25年に米殿堂入りの資格を取得する。米メディアでイチローが登場する際、多くが「将来の殿堂入り選手、イチロー」と書くように、日本選手初の殿堂入りは確実。資格1年目での殿堂入りも確実視されており、マリアノ・リベラ氏(元ヤンキース)しかいない満票選出も期待される。米野球殿堂のジェフ・アイドルソン館長は「どの試合にも集中力を持って臨み、素晴らしくコンスタントだった。多くの実績は殿堂入りに値する」とツイートした。