5月の打者復帰を目指しているエンゼルス大谷翔平投手(24)が4日(日本時間5日)、復帰への意気込みと右肘のリハビリの現状について語った。エンゼルスタジアムでの本拠地開幕戦の試合前に日米メディアの取材対応を行った。主な一問一答は以下の通り。
-本拠地開幕。2019年シーズンへの意気込み
大谷 なかなか(チームが)勝ってはいないですけど、切り替えて今日から連勝できればと思っている。個人的にそんなに焦りとかはないですけど、試合に早く出たいなという気持ちは常に持っている。その気持ちを持ちながら1日1日、リハビリを続けていければ良いかなと思います。
-約1週間前からフリー打撃を再開。強度と本数は
大谷 振る本数に関してはそんなに変わってはいない。外になって、強度が上がっているという感じ。1週間くらいそういうのを続けてやっているという感じかなと思います。
-柵越えできるくらいの強度になっているか
大谷 ほぼ全力で振れているので、柵越えも問題なく打てていると思います。
-室内で打撃練習をやっていたときと、屋外でフリー打撃をしている時のイメージの誤差は
大谷 感覚のギャップはなかったですけど、最初の方はスイングのギャップがあった。だんだんそういうところもなくなっているかなと思います。
-屋外でフリー打撃を始めたことで、自然に出力が高まったりは
大谷 打っている感じは去年と変わらないか、今の段階ではむしろちょっと良いんじゃないかなと思う。
-去年より良いというのは、パワー面や技術面で
大谷 技術の面では投手のボールを打っていないので、それが正しいのかという確認はできていないですけど、打撃練習の中では、どちらも良い感覚かなと思います。
-いつメジャーに上がってもいいというくらい、準備はできているか
大谷 投手のボールは見ていないので、今すぐに打てと言われたらなかなか厳しいかなと思います。次のステップに向けた準備は出来ているので、今までの通りのペースでやりたい。
-オースマス監督が5月の復帰と言っているが、早まるということは
大谷 そういう気持ちは持っています。それ(復帰時期)を決めるのは僕ではないので、言われたところでしっかりやりたい。
-マイナーで調整するかどうか、首脳陣と話し合いは
大谷 まだメディカルチェックがないので、そこ次第かなと。そこでゴーが出ればペースも上がっていくと思いますし、そこに向けてまず、しっかり(状態を)あげていって、問題なくスムーズにいければなと思います。
-マイナーで調整した方が、本拠地で調整し続けるより、メジャー復帰しやすいか
大谷 どちらが効率が良いのかは分からないですけど、去年、離脱した時もこっち(本拠地)で1人でやりましたし、その練習のやり方も効率が良かったとは思っているので、どちらが良いのかは分からない。
-去年、離脱した時は約1週間の実戦練習でメジャーの試合に戻った。今回はその時より実戦に慣れる時間が必要か
大谷 どうですかね。(試合に)出ていない時間的にはこっちの方が長いので、普通のキャンプもやってないですし、どの程度できるかというのは、1発目(打席に)立ったときの第一印象次第かなと思いますね。これはいけそうだなと思うのか、何十打席も(投手の投球を)見ないといけないのか、そこ次第。
-新元号の令和を聞いて
大谷 おしゃれだなと思います。
-どういうところが
大谷 なんとなく雰囲気が(笑い)。