レッドソックス上沢直之投手(30)が完璧な投球でメジャーデビューを飾った。

本拠地でのジャイアンツ戦で3-1の8回から5番手として、初めてメジャーのマウンドへ。先頭の2番ソレアには1ボールからの2球目、内角高めスプリットで三飛に打ち取り、3番フローレスはカウント1-1からの内角スプリットで同じく三飛に打ち取った。4番コンフォートはカウント2-2からの6球目、外角低めスプリットで空振り三振を奪った。

続投した9回は先頭のベイリーを1ストライクからの2球目スプリットで遊ゴロ、次のチャプマンは1ボール2ストライクと追い込んでからスプリットで二ゴロ。最後のエストラダは1ストライクからの2球目スプリットで遊ゴロに打ち取った。打者6人中、初球ストライクが4。内野の頭を越した打球は1つもなく、2回をわずか19球で無安打無失点、無四球1奪三振のパーフェクトピッチングだった。

デビューを終えた上沢は「すごく緊張しました。トリプルAのときからずっと、チームから言われてきたことを試合で出すことができたかなと思います」と振り返り「すごくすてきな経験だった。緊張しないんじゃないかと思っていたが、マウンドに上がったら不思議な感覚に陥った。任された役割をしっかり全うできるよう準備していきたい」と話した。

【動画】上沢直之、2回パーフェクト! 満点メジャーデビュー!