エンゼルス大谷翔平投手(24)が、4打数3安打1打点で打者復帰後初の3安打を放ったが、6回と8回に2度走塁死となるなど課題も残った。試合後の主な一問一答は以下の通り。

-今日の内容の総括。いろんな形のヒットがあった

大谷 凡打した打席も内容があって、良かったのかなと。細かいところは、詳しい話になるので。各打席、ボールも見えていましたし、良い反応ができていたかなと思います。

-次につなげる意味では

大谷 もちろん(走者を)かえすのも仕事ですし、塁に出るのも仕事なので、いろんなシチュエーションの中でバッティングを変えながら打線が回るように良い仕事ができればと思っています。

-6回に走塁死があった。外野手のスキを突いた走塁だったのか

大谷 基本的には1死三塁を狙いにいくという、そういう走塁をする中で、なんとか1死一、三塁でプホルス選手につなぎたかったというところです。

-8回、本塁でのクロスプレーもタッチアウト。微妙な判定だった

大谷 判定は仕方ないというか、審判の判断だったので、あれをセーフになれるような走塁というか、スタートだったり、リードだったり、細かいところというのはまだ見直す必要があるかなと思います。

-本塁へのスライディング時に右腕をついていたが、肘は大丈夫か

大谷 肘は大丈夫です。

-復帰前、実戦形式の練習でシフトが敷かれた中での走塁はできなかった

大谷 守備はもちろんいないので、シフトもないですし、実際にボールがどういう感じで捕球されているかというのも分からないので、バッティングよりも、実戦の要素は大きいかなと思います。

-走塁のブランクは感じていないか

大谷 前後に打っているバッターにもよりますし、(相手の守備の)シフトによって行ける打球、行けない打球も変わってきますし、状況をしっかり把握して、自分の足とかみ合わせながら、行けるところ、行けないところというのを変えていくのも大事。右翼や中堅の(外野手の)肩、中継(する内野手)の肩も考えていかないといけないので、より細かいところが大事かなと思っています。

-右肘のプロテクターは気になるか

大谷 そこまでの違和感はないですけど、もちろんないに越したことはないですけど。着けろと言われていますし、それで全員が安心できるならベストかなと思っています。

-走塁で一番意識しているところは

大谷 一番は右(肘)をつかないというところじゃないですかね。それはもう常々言われていますし、頭から(ベースに)返らないとか、そういうところを考えた上で、なおかつ今日みたいにしっかり次の塁を狙いにいくというのが大事なこと。考える要素はちょっと多いかもしれないですけど、基本的には次の塁をしっかり狙いに行くというのが大事かなと思います。

-内角を突かれているシーンが目立つが、どういうアプローチをしているか

大谷 ゾーンに来た球をしっかり打ちたいなという感じですね。ボールはしっかり見送れてますし、浅いカウントでしっかり変化球も打てているので、悪くはないのかなと思います。

-ホームのクロスプレーで、走っている時にセンターをちょっと見たが

大谷 僕の中では全力で走っているので、見たかどうかも自分では分からないですけど。2死ですし、外野までいったらホームまでという走塁だと思うので、判断は間違っていないですし、あとは第2リードだったりかなと思います。