エンゼルス大谷翔平投手(24)が、メジャーで日本人選手として初めてサイクル安打を達成した。1回の第1打席で3ラン、3回の第2打席で左中間への二塁打、5回の第3打席で右翼線を破る三塁打、7回の最終打席で中前打を放ち、偉業を達成した。

米国でスポーツのデータを扱う「STATS」社によれば、1900年以降、投手として2勝以上を挙げ、打者でもサイクル安打を達成したのは、野球殿堂入り選手のジョージ・シスラー(5勝、サイクル安打2度)以来2人目の快挙となった。また、MLB公式サイトによれば、同氏はサイクル安打を1920年と21年に達成しており、同条件では約99年ぶり。

エンゼルスでは13年5月21日にトラウトが放って以来、6年ぶり8度目。指名打者としてはメジャーで6人目、04年8月25日にジェフ・ダバノン(エンゼルス)が放って以来、15年ぶりとなる。また、新人王とサイクル安打の達成者は16人目。