カブスのダルビッシュ有投手(32)がパイレーツ戦に先発し、6回2安打無失点1四球8奪三振の快投を演じながら、勝敗は付かなかった。

5回1死までパーフェクト。

パイレーツの先発アーチャーも快調で、6回まで1安打無失点。両右腕の息詰まる投げ合いが続き、ダルビッシュにとって、4月28日以来となる3勝目には届かなかった。

1回は2三振などで3者凡退。快調なスタートを切った。

2回も2三振を含む3者凡退。

3回も二飛、右直、空振り三振と3者凡退。

4回は、2者連続空振り三振と右飛で3者凡退。

5回1死からカブレラに初の走者となる中前打を許したものの、後続を凡退に仕留め、無失点に封じた。

6回無死から左前打。さらに2死二塁から初めて四球を与えたものの、3番マルテを遊ゴロに打ち取り、ピンチをしのいだ。

両軍無得点で迎えたその裏の打席で、代打を送られた。

球数は94球。

最速は97マイル(約156キロ)。

防御率は4・72。

試合は4-3でカブスが勝利した。