カージナルスのジャック・フラーティ投手(23)が不運なイレギュラー安打でノーヒットノーランを逃した。

6回まで無安打の好投。しかし7回、先頭のエスコバーが引っ張った鋭い打球は一塁線へ。一塁手のゴールドシュミットはライン際に守っており捕球できるかと思われたが芝の切れ目に打球が当たりバウンドが変わった。逆をつかれたゴールドシュミットは慌てて右手を出したがはじかれ右前へ打球は転がった。記録はヒット。一塁ベースカバーに走っていたフラーティは天を仰いだ。

それでも後続を抑え7回1安打無失点、11三振を奪い勝利投手の権利を持って降板した。ところが勝利目前の9回裏1死からミラーが代打バルガスに同点弾を浴び11勝目も逃してしまった。

試合は1-1で延長戦に入った。