第2戦先発に抜擢されたツインズの新人ランディ・ドブナック投手が敵地でチャントの洗礼を受け、3回途中6安打2四球、自責点4でマウンドを下りた。1敗(0勝)を喫したものの、特別な瞬間にワクワクしたと述べた。

ドブナックは大学卒業後独立リーグでピッチングを磨き、ドラフト外で2017年夏にツインズとマイナー契約。今季は1Aから2A、3Aと昇格し、8月についにメジャーで投げるチャンスをつかんだ。5先発を含む9試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率1・59をマークした。

同投手はマイナーにいる間にアルバイトでウーバーの運転手を務めたことを自身のツイッターへつづったこともあり、敵地ニューヨークのヤンキースファンに野次を飛ばされることは覚悟していたというが、初回のマウンドに向かう際に「ウーバー、ウーバー」の盛大なチャントに包まれてしまった。

降板後ドブナックは、「緊張感はなかった。(チャントについては)何だか分からなかった」と述べた。(AP)