MLB公式サイトは28日、2010年から19年までの10年間におけるベストプレーヤー10人を挙げ、「われわれが決して忘れることのない選手たち」として紹介した。

同サイトが真っ先に挙げたのは、マイク・トラウト外野手。3度のア・リーグMVPや7度のシルバースラッガー賞受賞、8度のオールスター選出を誇る同選手について「次の10年もベストプレーヤーリストに載る予定」と称賛した。

続いて挙げられたのは、2011年から4年連続でトップの防御率を記録した左腕クレイトン・カーショー、17年にワールドシリーズ(WS)優勝を経験した右腕ジャスティン・バーランダー、7年連続でサイ・ヤング賞投票のトップ5に残っている右腕マックス・シャーザーの投手勢だった。

全体では5番目、内野手としてはトップに名前が挙がったのは、ジョーイ・ボット。ベストシーズンは37本塁打をマークした10年だが、それ以降もコンスタントに結果を残しているためか功績が見逃されがちだとし、殿堂入りの可能性がもっと話題になるべき選手だと綴(つづ)っている。6番目はすでに引退したエイドリアン・ベルトレ氏、7番目は12年から2年連続でア・リーグMVPに輝いたミゲル・カブレラ内野手だった。

捕手としては、3度のWS優勝を経験しているバスター・ポージーが唯一、8番目の選手としてリスト入りした。9番目は18年にWS制覇を経験した左腕クリス・セール投手。最後はホセ・アルトゥーベ内野手で、好敵手ロビンソン・カノ内野手を抑えてリストに名を連ねている。(AP)