開幕へ向けて交渉を続けているMLB機構が、選手会側が要求している114試合の実施案を拒否したことが分かった。AP通信などが3日(日本時間4日)、伝えたもので、試合数に応じた年俸となる3月末の合意案を主張する選手会と、無観客試合によってさらなる年俸削減を求めるオーナー側との対立が、あらためて表面化した。

選手会側は今後、代替案を提出する予定はなく、50試合前後の実施を想定するオーナー側との交渉は、いよいよ行き詰まってきた。