ジャイアンツは10日、2012年のワールドシリーズ(WS)で最優秀選手賞に輝いたパブロ・サンドバル内野手(34)との契約を解除した。

「カンフーパンダ」の愛称で知られるサンドバルは、2008年にジャイアンツでメジャーデビュー。ファンに愛された同選手は10年から14年までの間にWS制覇を3度経験し、12年にはMVPに選出された。

15年にレッドソックスへ移ったが、17年7月にジャイアンツに復帰。昨年9月に右ひじのトミー・ジョン手術を受けた後フリーエージェントとなり、今年1月に同球団とマイナー契約を結んだ。だが、7月のキャンプで姿を見せた時は、著しく体重が増加していたという。今季はここまで33試合に出場し、1本塁打を含む打率2割2分、6打点という内容だった。

ジャイアンツは、先ごろ獲得したジャスティン・スモーク内野手をメジャーのロースター枠に登録している。(AP)