レイズ筒香嘉智外野手(28)が、今季初めて「1番DH」で出場し、4打数1安打1打点だった。毎試合、目まぐるしく打順を変えるレイズでは、全選手の打順を固定することなく、データや相手投手との相性でオーダーを決定。これで筒香は全打順でのスタメン出場となった。

DeNA時代にも2試合経験のある1番。

1回の第1打席には、フルカウントから中前へライナーの安打を放った。

1-1の同点で迎えた最終回の7回無死二、三塁のチャンスでは、相手の守備隊形に合わせて二ゴロを放ち、勝ち越し点となる三塁走者を迎え入れ(打点1)、二塁走者を進塁させた。後続が犠飛を放ち、レイズは2点を勝ち越して競り勝った。

筒香は第2試合に出場しなかったが、レイズは10-6で逆転勝ちを収め、今季33勝目。球団史上6回目となるプレーオフへの進出権を確保した。