ヤンキースで6度のワールドシリーズ制覇に貢献した殿堂入り左腕ホワイティ・フォード氏が8日に死去した。91歳だった。

フォード氏は1950年代から60年代にかけてヤンキース一筋に16年間プレー。61年には25勝を挙げて最多勝とサイ・ヤング賞のタイトルを獲得するなど、通算236勝106敗、防御率2・75をマークした。

プレーオフでも無類の強さを発揮し、61年にはワールドシリーズMVPを獲得。60年から62年にかけてワールドシリーズ33イニング連続無失点をマークしたほか、通算22試合先発、10勝、94奪三振はいまだにワールドシリーズ最多記録として残っている。(AP)